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ナワーズ・シャリーフ元首相帰国に伴う混乱の恐れ

明日9月10日(月)は、話題の渦中の人ナワーズ・シャリーフ元首相が亡命先のイギリスから帰国し、イスラマバード空港に降り立つことが発表されています。

今や「どのフライトで帰ってくるのか?」というニュースで持ちきりで、PIAの直行便でロンドンから戻って来るという説もあれば、ガルフ航空で戻って来るという説も、はたまたそれらはカモフラージュでタイ航空でバンコク経由でやってくるのでは???という説など諸説飛び交っています。

先ほどもテレビのDAWNニュースで「PIAとガルフ航空と両方のe-ticketが発券されているらしい!!!一体どのようにして??」との報道がありましたが、キャスターの人がどうやらe-ticketと搭乗券とを混乱しているようでした。

e-ticketならばキャンセルチャージを覚悟すれば複数の航空会社のチケットを発券して所持することは誰でも可能ですから、大騒ぎするほどのことではありません。それよりも、そろそろ時間的にも搭乗したかどうかの確認が可能な時間帯なだけに、この期に及んでもハッキリしないということはどういうこと??とそちらの方が不思議な感じです。

民間機ならば同じ飛行機に乗り合わせてる様々な乗客も居るでしょうに、仮に航空会社が搭乗者名簿の照会に応じなかったとしても確かめる方法は色々ありそうですが...。

わたし、ブラッド・ピットと同じ飛行機に乗り合わせた時なんて、成田空港の搭乗ゲートから友達に電話して「きいて~~!これからプラピと同じ飛行機でLAに行くよ~~!」と自慢しましたから、きっとシャリーフ元首相を目撃した一般パキスタン人も家族とかお友達に御電話しているのではないかと思うのです。
携帯のインターナショナル・ローミングがビジネスマンの常識となっている時代にはそのあたりの個人ルートから情報が得られないものでしょうかね...。


いずれにしても、10日(月)はイスラマバード空港は厳戒態勢が敷かれる予定です。航空券を持たない人達(=出迎えの人々)の空港立入りを制限する、という情報も得られています。(本日9日の段階では平常通りでした。)

また報道によりますと、シャリーフ元首相はイスラマバード到着後、GTロードを通ってラホールまで凱旋ラリーを展開する予定とのこと。

本当に...国民の安全とか、潤滑な交通網とか、そういうのは全く持って無視なんですね~。
ラホールに直接降り立ってくれれば良いのに...( ̄_ ̄|||)

ということで10日(月)にイスラマバード空港から離発着の皆様はよくよくフライト情報を確認するようになさってください。空港へ行かれる方は相当早めに出ておかれる方が良さそうですよ。

ちなみにイスラマバード国際空港の離発着情報サービスは「114」です。
携帯電話からも114で自動応答システムに繋がります。ウルドゥ語と英語と両方が選べますので便利です!

最後に...「ナワーズ・シャリーフって誰?何で騒いでるの?どういうコト?」と密かに思っている方...こんな時には迷わずLahore DiaryにGo!ですよ。


Lahore Diary
シャリーフ一族の帰国表明
http://koidelahor.exblog.jp/6101684/