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先日ご紹介しましたシャンドゥール・ポロフェスティバルについての最新情報です!
たった今、観光公社より電話がかかってまいりました。

いわく
PTDC「もしかしたら、イベントの日程が変わるかもしれないんですけど、大丈夫ッスかね?」
Cox「日程変更っていつになるんですか?」
PTDC「今、7・8・9日の予定じゃないッスか?それが10日になるかもしれないんッスよ。」
Cox「10日ってことは、8・9・10日の三日間ってこと?それとも10・11・12日ってこと?」
PTDC「それもわからないんッスよ。」
Cox「それがわからないと大丈夫もなにも、こっちだってわからないですよ。」
PTDC「いや、でも...。大統領が今になって日程変更って言うんッスよ。」

とのこと。

いや、実際こんな喋り方をしたかどうかはわからないですけど、
とにもかくにも日程変更の可能性が、イベント開催2週間前にして出てきたということです。


こういうことを常習的にやっておきながら
ことあるごとに「パキスタンのイベントに外国人ツーリストが見に来ないのは何故だ?」とかいう議題で仰々しい会議が年に幾度となく開かれるんですよ!!!!!

「自分の胸に手を当てて考えてみてくれ~~~っ!」とオペレーター達が叫びたくなるのも当然ですよね。

それにしても、このシャンドゥール・ポロフェスティバルに関しては
つい2週間ほど前にも大きな会議が開かれて運営方法に関する打ち合わせが行われたばかりなのに。


ラホールのバサント(春を告げる凧揚げのイベント)に続いて、
直前まで日取りの決まらないイベントとして定着するのでしょうか、シャンドゥールポロ。

既に出発の準備をしている旅行者の方々の為にも、予定通りの日程で開催されるのを祈るばかりです。
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登山家 故・長谷川恒男さんの遺志で建設されたフンザにある長谷川メモリアルスクール

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男女共学で、今はカレッジまであるというこの長谷川メモリアルスクール。
パキスタンをこよなく愛した長谷川恒男さんと、その遺志を形にした奥様の昌美さんの努力が見事に花開いた素晴しい実例だと思います。

外国で学校建設&運営というのは、その国に住んでいない場合には難しさもひとしお。
長谷川御夫妻のフンザでのゆるぎない人望と確かな人脈があったからこそ出来たことだと思います。

さて今やパッケージ旅行の9割以上が訪問するこの学校ですが、もともとツアーに組み込み始めたのは、実は私達だったということを、今やウチの新人ガイド君達でさえ知りません。

2000年に初めてお邪魔した時、当時の校長先生のお話を伺い、授業を見学させて頂いたのですが、イギリス人の女性校長先生が高い理念を掲げて頑張っておられることに感動してしまい(注:今の校長先生はフンザ人の男性の先生です。)、また何よりも朝8時から始まる可愛らしい全校朝礼で、子供達が校歌を歌ったりコーランの朗詠をする様子が可愛らしく、日本からの熟年世代のお客様にとっては必ずやノスタルジーをかき立てられる思い出の一こまになるだとうと思い「ツアーで定期的にお客様をお連れしても大丈夫ですか?」と相談したのがきっかけです。

「試験中などでなければ、いつでもどうぞ...。」と御快諾下さって
それ以来、弊社からだけでも数千人のお客様をご案内させて頂いたと思います。

じきに他社さん手配のツアーでも組み込まれるようになったようです。

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またお客様の中には、やはり長谷川メモリアルスクールの方針と運営実績に感動されて、帰国後、多額の寄付を寄せられる方もおいでになり、ツアー中にも殆どのお客様がいくばくかの寄付をされているようです。

こうして集まった寄付は、長谷川メモリアルスクールだけでなく、フンザのパブリックスクールで分けて活用しているとのことですので、日本からいらしたお客様が寄せられた志はフンザ渓谷の子供達の教育に大いに役立っていると言っても間違いないでしょう。

さて、前置きが長くなりましたが、その長谷川メモリアルスクール。

2006年の夏期休暇は7月15日(土)から8月15日(火)となります。
その間は学校の外観のみのご見学となりますので、予めご了承下さいませ。
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by pakistan_tourism | 2006-06-17 10:08 | 観光地の御紹介
すこし先の話なのですが、イスラマバード空港をちょっぴり移転&リニューアルするという計画が発表されました。

開港は3年後の2009年を目処にしています。

新しい空港のデザインは間もなく決定するということで、新空港の建設は今年2006年末には着工予定。予算は18億ルピー(36億円)とのこと。

今のイスラマバード国際空港は、日本の地方都市の空港にも見劣りするくらいの小さな空港。
まぁ、都市部から10~20分というアクセスの素晴しさは、その規模の小ささを補ってあまりあるのですけれども、最近は利用客の増大からも駐車場は常時満車で、手狭になってきたのは確かです。

移転と言っても殆どかわらないですから、これまでのツアープログラム内容を変更する必要などは生じません。

また、何かこの空港情報が入りましたら、このJournal de パキスタン旅行業界でご紹介してまいります。
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by pakistan_tourism | 2006-06-15 13:39 | エアライン
先般、新しい観光大臣の就任についてご紹介させて頂きましたが、
◆(過去エントリー)新しい大臣が就任されました◆
以前の観光大臣のDr. G.G.Jamalはどうされているのか?」というお問い合わせを頂きました。


...うそです。

そのようなお問い合わせはモチロンなかったわけですが、お伝えしたいので、書きます!


e0044187_349034.gif現在Dr. G.G.JamalはMiniser for Culture、文化省の大臣を務めておられます。

文化省の管轄下にはDepartment of Archaeology & Museumsがありますので博物館関係は観光省ではなく文化省の管轄となるわけです。

ですからまだまだツーリズムとの関係はあるわけです。

私達も心強い限りです!


さて、大臣が変わられたあとしばらくして
PTDC(パキスタン観光公社)の長官も変わりました

新しい長官はMr. Salman Javed(サルマン・ジャヴェイド)という方で、パキスタン航空から抜擢された長官となります。

これまでの観光公社の長官というと、
警視庁からの出向だったり、退役軍人さんだったり...という感じで
そもそも観光業がどういったものか...ということを理解して頂くまでにかなりの時間がかかって
やっと理解して頂いたと思ったらアラ交替...という状況だったのですが
今回は航空畑出身の方ということでかなり期待していました!


・・・ところが、フタを開けてみるとかえって大変だということが判明。

観光公社の「公」の役割そっちのけで、
既存の旅行会社達と張り合おうとする人物だという噂が聞こえてきました( ̄□ ̄|||)


なにやらパッケージ旅行を売ろうとしているとか...!!


発想の着眼点が独創的すぎて、あいた口が塞がらないとはこのこと...。

何だかんだ言って、やっぱり同業者同士というのは共通言語があるものです。
例えばバチバチ火花を散らすような競合会社同士であっても、
一緒に御飯でも食べながら話をしていると
問題意識とか、怒りの着眼点とか、目標とか、結構似通っていたりして
まあ同業者っていうのは、そういうもんなんだな~と思うわけです。

こうして私がパキスタン人のむくつけき男子達の間に居てさえ
彼らに対して「やっぱり同業者だな~~」とシンパシーを感じるわけです。


でもPTDCの新しい長官に対する評価は
誰から聞いても、「議論のレベル以前の問題」という冷たいもの。


さて、どうなることでしょう。PTDC。

ところで、PTDCの前の長官Brig. Hashim(この方は元陸軍准将という軍人です)は
突然のPTDC長官降板のショックも覚めやらぬうちに、
退役軍人達で経営する旅行会社を立ち上げるという
ビックな計画を打ち上げておられます!!!


先日も弊社にお越し下さって、その計画を熱く語っておられました!

ま、まじですか??
・・・と驚いたのですけれども、
きっとツーリズムって誰でも簡単にスタート出来るような気がするんでしょうね。

確かにホテルを予約したり、飛行機を予約したり、
そういうことって別に旅行業の知識がなくても一般の方が出来ることなので
「そのくらいのことなら朝飯前!自分にだって簡単に出来る!」と思われるのも無理はありません。

そういう意味では敷居が低く、間口の広い産業ですよね、観光業って。

さて2006年下期のパキスタンツーリズムの行方はいかに??
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by pakistan_tourism | 2006-06-13 12:43 | 政府観光省
クンジュラブ峠・・・パキスタンと中国の国境。

標高4943mとも4700mとも言われる峠は
シルクロードを旅する時には是非とも越えてみたい峠。

二国をまたがった旅行をしなくとも、フンザから日帰りで国境まで行ってみることも可能です。
フンザから国境の町スストまでは98km、そして国境の町スストからクンジュラブ峠までは87kmです。

さて、このクンジュラブ峠ですが、こうみえて国立公園なのですよ...。

それで国立公園への入場料を支払わなくてはならないのですが
その料金がこの度値上がりしました!(怒)

Rs. 200 より Rs. 240への値上がりです。

公衆トイレも休憩所もレンジャーの姿もない国立公園で1人4ドル余りというのは結構高いですよ。

先日も観光大臣にそのお話をしたところ「えっ!そうなの??」と驚いておられました。
(っていうか、そのくらいのことは知っていて下さい...と思った私はイジワルですか??)


さて、パキスタンにも国立公園があったのか~~と驚いていらっしゃる方の為に素敵なサイトをご紹介します。

Wildlife of Pakistan

National Parks, Wildlife Sanctuaries, Game Reserves, Wetlands, Zoos/Breeding Centersとそれぞれに紹介があって、とても素敵なサイトです。色使いがとってもシックです!
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シャンドゥール・ポロフェスティバルの開催期間が最終的に決定となりました。

7月7日(金)~9日(日)という例年通りのスケジュールです。

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(※この写真はシャンドゥールではなく、ギルギットで撮影したものです。)

このシャンドゥール・ポロフェスティバルは世界で最も標高の高い場所で行われるポロ大会です。

シャンドゥール峠とは北西辺境州のチトラールと北方地域のギルギットを結ぶルート上にある標高3734mの峠。

「ポロ発祥の地」とも呼ばれるこの土地で毎年開催されるシャンドゥールポロフェスティバル。

会期中はポロの試合(ギルギットvsチトラール)だけでなく、民俗音楽や舞踊、伝統的なスポーツのパフォーマンスや屋台村、ハンディクラフトバザールもオープンします。

この時期北方地域をふらりと旅する予定の方は是非ともご覧頂きたいですね!

このシャンドゥール・ポロの様子を今すぐ見てみたい!という方は
写真家のMatthieu Paley氏のオフィシャルサイトがお薦めです!!

◆MATTHIEU PALEY
http://www.paleyphoto.com/

(フレームを使用しているので、直接お目当てのページリンクをご紹介出来ないのですが、
トップページ真ん中のSTORIESからPOLO WITH ALTITUDEという紹介をクリックしてみてください!)

このマシューさんは奥様と共に世界を旅するカメラマン。
TIME誌の表紙を自身のバルティット城の写真で飾ったこともおありになり、その他キャセイパシフィック航空、タイ航空などの機内誌でも活躍している方です!

コックス&キングス・パキスタンの事務所にも遊びに来て下さったことがあるのですよ!!
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中国とパキスタンの国境、クンジュラブ峠

冬季は雪で閉ざされるこの峠は毎年開通時期が異なるのですが、
今年は5月1日から12月31日までという長期間にわたって開通の見通しです。
(例年は6月から10月いっぱいでした...。)

また中国新疆地域とパキスタン北方地域との観光業発展への布石として
今年からギルギット~カシュガル間のバス・サービスが発足することが決定致しました。

パキスタン側はPTDC(パキスタン観光公社)が担当窓口となります。

これまでも旅行者の足として、ススト~タシュクルガンの間はNATCOのバスが往復していましたが
今年からはぐっと距離が伸びてギルギット~カシュガルです。

個人旅行を楽しまれる方にとっては朗報ですよね!

この峠の往来が活発になることで、観光業に留まらず貿易業の発展も見込んでいるのだとか。
もう既にパキスタンのバザールにはMADE IN CHINAの製品が溢れているというのに、
これ以上貿易が活発になると、どうなるのでしょう。

フンザのお土産の刺繍さえ中国製になってしまったりしそうです...!
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