2006年 02月 19日 ( 1 )

在留邦人の皆様へ

   平成18年2月19日

お知らせ

在パキスタン日本国大使館



1.本日、野党宗教政党連合(MMA)は、当局の抗議集会・デモ禁止令を無視して、イスラマバード近辺において預言者ムハンマド似顔絵掲載問題に対する抗議デモを行ないました。



2.イスラマバード近辺での主な民衆の動き

(1)本日正午ごろ、ラワルピンディ市内に蝟集した民衆が、タイヤに火を点けたり、治安当局に対して投石行為を行いました。

(2)午後2時30分頃、アブパラ交差点では、約500人の民衆が蝟集して投石等を行い騒ぎ始めたため、治安部隊は催涙ガスを用いて鎮圧しました。

(3)空港へ向かう途中のファイザバード交差点付近でも、約1200人の民衆が治安当局に対して投石行為を始めたので、治安当局は催涙ガスを用いて鎮圧、解散させました。



3.政府の対応と今後の見通し

(1)政府は、午前中より市内要所において道路を封鎖し、当初予定されていた、ゼロ・ポイント地区での大規模集会の開催を阻止しました。また、政府は、不測の事態に備えて警察のほか軍隊・準軍隊をも動員しております。

(2)報道によりますと、政府は本日午前中までに多数のMMA構成員に対して自宅軟禁、身柄拘束措置を執っており、今後これら政府による措置に反発する民衆による抗議集会や暴動が発生するおそれがあります。

(3)預言者ムハンマド風刺画掲載問題に対する抗議のみならず、上記MMAに対する規制措置に反発する集会を阻止するため、当局は今後も主要な交差点等を封鎖する可能性があります。



4.これまで累次、お知らせしてきておりますが、邦人の皆様におかれましては、当分の間、(イ)不要・不急の外出を控える、(ロ)人の集まっている場所には絶対に近づかない、(ハ)モスク、マーケット、外国人がよく利用するファストフード・レストラン並びに外交団地区外に所在する他国大使館にも不用意に近づかない、(ニ)この問題についての不用意な発言はしないよう、十分ご注意いただくと共に、最新の情報にご留意下さい。
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by pakistan_tourism | 2006-02-19 23:42 | 治安情報